Petition for Review of Taxable Valuation - 固定資産税算出額の意義申し立てについて

Tuesday Feb 11th, 2025

Share

カリフォルニア州とネバダ州の不動産ライセンスを持ちカリフォルニアとラスベガスで2拠点生活をしながら、
不動産仲介のサポートをしております、石橋由美子です。


Property Tax 算出の為のTaxable Valueに意義がある場合アメリカでは申し立てをする事ができます。
日本でも固定資産税の意義申し立てをすることは可能なのでしょうか?


先日ラスベガスのクラークカウンティから固定資産税に関する書類が届きました。
その書類を確認したらなんと固定資産税算出の為のベースとなる査定額がかなり高く評価されていたのです。
つまり固定資産税を必要以上に多く払わなくてはならないという事になります。

なので書類に書いてある部署に問い合わせをしたところ、カウンティの固定資産税課から連絡がありました。
あなたの家の固定資産税は$〇〇です!と強く理由を説明されましたが納得いかなかったので、こちらの理由も述べました。
その後Emailにて担当者から再度査定を試みた結果$〇〇まで査定価格を下げます。というお知らせが再度きました。

それでも納得いかないのでその旨をお返事したところ、例えば査定額を$〇〇まで下げたとしても
3%のCap Rateがある為あなたの固定資産税の額は変わりませんよ!と言い返されました。

そういう問題では無くて、シンプルに正しい査定額に修正して頂きたいだけなんですけど。。。
という事でその担当者の提示額には同意できないため Review of Taxable Valuation Hearingに参加して請願する事になった訳です。

​当日会場​へ行くと良くテレビなどで見る大きなホールの公聴会の会場でした。
こんな大きな会場で行うとは思ってもいなかったので夫婦ふたりしてちょっとビビりました。

会場の中央奥にはカウンティのBoard of Equalizationのメンバー6人​程が奥に座っていらっしゃいます。
彼らは全員30年から40年の経験を持つベテラン​住宅鑑定士だそうです。

​初めてのことなので少し戸惑いましたが「他の方のを見て同様に対応すればいいね!」なんて余裕こいていた矢先に名前を呼ばれ
「えっ!まさかの1番バッター⁈」

Hearing Room中央へ出向きまず名前、住所を言うと、今度は我々の担当者がカウンティ側の主張を述べ​ました。
その後我々の​番で主張をシンプルに述べました。

今度はボードメンバーの方が数名カウンティの担当者に​質問を投げかけました。
​幸運な事に彼らが、担当者説明、主張の矛盾点をズバリ指摘して下さり
(そうそうその点に我々も矛盾を感じたのよ!理由付の説明としては辻褄が合わないでしょう!)👏

その結果ボードメンバー全員一致で我々の査定妥当額を承認して下さりました。
やはり時間を掛ける価値がある場合には、納得いくまで主張した方が良いとつくづく感じ​ました。
​そして納得のいく結果であり、大変貴重な経験をしました。

これによってProperty Tax算出のベースになるTaxable 価格を約$46,000下げる事ができ​ました。
​もしこの申請をしなかったら、2025~2026年度に約$260​も多く​固定資産税を払わされるところでした‼️

金額云々よりも誤った金額の税金を払うって​納得いきませんよね

実はカリフォルニア州の自宅🏠も確か2010年だったかなぁ~査定額の修正を申請をした事があります。
でもCAは書類提出のみで、手続きが終わったのでネバダ州よりは簡単でした。

皆さまも固定資産の査定額を見ておかしいなあ?🤔って思ったらる程度の時間は費やしますが問い合わせをしてみる価値ありますよ!

もしヘルプが必要でしたら、お気軽にお問い合わせ下さい。😉


石橋由美子
Murakami Consulting (CA州) DRE#01731224
Apollon & Group (NV州)NVLic#0201407
RealtorYumiko@gmail.com
858-342-7770

 


Post a comment